世界はなぜTPPに反対しているのか。というイベントに参加した。

April 21, 2014

なかなかいいイベントのタイトルだと思った。TPPは、日本では、メディアを含めて反対する人は少ない。もちろんいる。たくさんする。デモもある。しかし、国民全体で言うと、少ない。正確に言うとわからないからだ。それは、わからないようにしているから。WTOなど自由貿易を多国間で推進しようとして、情報を公開すると、国民の反対にあって交渉が難航して破綻してしまった、という苦い経験があったからだ。だからこそ、今回は秘密でいこということになった。徹底的に。国民の代表である国会議員でさえ知ることはできない。※交渉官以外は。そしてわからないから何も言えないのが、マスコミだ。一部のリーク情報 をもとめに記事を書く。だからかどうかわからないけど、新聞各紙は、基本推進だ。※少なくとも社説では。不思議だ。あれだけ、特定秘密法案で反対したメディアもこの件に関しては「YES」だ。紙面の中では、メリットもでデメリットもある。だったら、まずは交渉に参加しよう、という論調。ルールづくりに参加しないと国益を逸する、というものも。交渉は徹底的に秘密、にも関わらずだ。国民の生活に関わることなのに、どうして秘密が揺るのだろうか。最後に国会で批准されるからいいじゃんということか。そこをメディアはもっとつっこむべきではないか。それが仕事ではないか。そしてなぜか漏れ聞こえてくるのは、農産物の関税の話だけ。関税の話は一部のことにすぎない。TPPは、24分野にわたってルールを確定したり規制を撤廃するものだ。暮らしのすべてにわたるものといっていい。肝心な部分は伝わってこない。不思議だ。もうすぐオパマさんがやっている。TPPを締結させて日本の市場を狙いにやってくる。オバマさんは必死だ。TPPを締結させて、日本の市場を奪いにいかないと、そして国内の雇用をつくらないと秋の選挙でたいへんなことになる。大統領選挙にはものすごい企業献金が必要だ。TPPを推進しているグローバル企業にアピールしたいのだ。ちなみに、TPPの会合には、名だたるグローバル企業がロビー活動しにやってくる。会をひらいて、交渉官を呼びつけで、恫喝をする。どういうことだと。早く決めろと。すごい世界だ。政治家や官僚は、大企業の小間使いだ。まるで。ただし、残念ながら今回の来日で、オバマは成果をあげないだろう。形式的に、TPPをすすめましょう、とはなるが。オバマには、その権限がないのだ。貿易に関しては、議会が権限を握っている。TPA(貿易権限移譲)法案が可決されていない現状でオバマが何と言っても意味がない。現状、アメリカ議会は、TPPに反対している議員が多数で、TPAを認めないのだ。という話を、実際にTPP交渉の会場に何度も足を運んだ方から話を聞いた。「世界の民衆はなぜTPPに反対しているのか」その理由をもっともっと日本人に伝えることができるとマスコミもきっと変わっていくような気がする。だからこそ、このイベントのタイトルはいいかもと思った。

 

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